まみ めも

つむじまがりといわれます

ゴッドファーザー PART II

先週末、セイちゃんとフクちゃんがサッカー少年団に体験入団した。小学校の低学年のこどもたちに混じって、みっちり2時間半ボールを蹴って砂だらけになって帰ってきた。ふたりとも、すこし前からキャプ翼をみて、すっかり感化されている。オープニング「燃えてヒーロー」とエンディング「冬のライオン」が耳について離れない。冬のライオンというタイトルをみたときはなんのことかと思ったけれど、「いまの俺は冬のライオン ほんの少しだけ眠らせてくれ」と歌うので笑ってしまった。ライオンはネコ科で冬に限らずよく寝ると思うので、安心して好きなだけ眠ってほしい。

プ。

巨匠コッポラ監督による傑作シリーズ第2作。コルレオーネ・ファミリーのドンになったマイケルの孤独と苦難の日々と、亡き父ビトーがイタリア移民からゴッドファーザーとしての地位を築いた時代とを交錯させて描いた一大叙事詩。前作でマーロン・ブランドが演じたビトーの若き日をロバート・デ・ニーロが見事に演じ、アカデミー助演男優賞を受賞したほか、作品賞、監督賞、作曲賞など6部門を受賞、前作を上回る評価をうけた。

マーロン・ブランドゴッドファーザーをものにしている若きデ・ニーロの演技がとにかくお見事なのだけれど、二度目にしてデ・ニーロのゴッドファーザースイッチがオフになる場面に気づいてしまった。映画の暗く冷たい水が底に流れているような緊迫感と裏腹にほのぼのした。「ゴッドファーザー」が1972年、PART IIは1974年アメリカ公開で、アル・パチーノとデ・ニーロふたりの俳優の若さが、映画の暗さの中できらめいている