まみ めも

つむじまがりといわれます

せかいはことば

春がきて空気がゆるむより先に花粉症がやってくる。絶妙に調子が悪く、そこはかとないというのか、胃がすっきりせず、うすら寒い感じがして身の置き所が常にずれているような居心地の悪さがある。薬を飲むとオブラートがとけるような感じで少しだけましになるけれど居心地はよくならない。ビールも魅力が三割くらい減っている。それでも飲む。

ト。

3才になった長男が、いろんなものを見て、まねて、伝えてくれるようになったとき、世界はことばで満ちていると知った。手話で話す両親と、0才3才のこどもたちの「ことば」の成長と発見をまんがで描く。

妊娠と安産の能力にはそこそこ恵まれたけれど(分娩の能力にはついに恵まれなかった)、子育ての能力にはつねに疑問符がつきまとっていて、こんなふうにめくるめく子育てをしている人たちは天使かなにかなのではないかと思う。