まみ めも

つむじまがりといわれます

バッテリー

こどもに邪魔をされるという理由で仕事を休んでしまい、やりきれない一日を過ごす。家にいられず、でかけたロイホは店内のあかりが消えていて、昨日が休業日なのできょうの開店は11時という貼り紙があり、雨のなかをあちこちうろついて、11時のオープンと同時にはいる。コスモドリアを見てさえ、こんな薄切りのレモンも立っているのにという妙な気分になる。バンホーテンのココアとコーヒーを飲んだら胃が苦しくなり、しばらく本を読んで時間をつぶしてから帰宅。時間がたつとなにもなかったようで、自分の気持ちだけがかき乱されている。

エフ本。

そうだ、本気になれよ。関係ないこと全部すてて、おれの球だけを見ろよ。

中学入学を目前に控えた春休み、父の転勤で岡山の県境の街に引っ越してきた巧。ピッチャーとしての自分の才能を信じ、ストイックなまでにセルフトレーニングに励む巧の前に同級生の豪が現れ、バッテリーを組むが…。

たしかに中学生のときはややこしかったし、いまもややこしい自信はある。嘆いていたら友だちが中学生のときのポエムを教えてくれて、元気が出た。