まみ めも

つむじまがりといわれます

スピンクの壺

先週、セイちゃんが頭が痛いといって、半分ほどずるだったけれど保育園をお休みした。お昼はおかゆがいいというので、圧力鍋をひっぱりだしてきて、おかゆを炊いた。その白いだけのおかゆがあんまりおいしくて、それからごはんを圧力鍋で炊いている。圧力鍋のふたをあけると、米つぶがぺかぺかと光って総立ち、スタンディングオベーションされているみたい。台所の片隅で、鍋の中が賑やかにきらめいているのをのぞきこむと、かもめ食堂が満席になったときのサチエさんみたいな気分。

スピンクの壺

スピンクの壺

ト本。新着資料から予約。

主人・ポチは人間です。本人が主人と自称しているので主人と一応呼んでますが、同時にポチという仇名をつけてやりました。犬の目から見た作家の実像を綴ったエッセイ第3弾。『本』連載を書籍化。

吾輩は猫である」に対していうならば「私は犬です」と、一人称「私」のスピンクがですます調で綴るエッセイ。ポチが代筆しているらしい。ポチの前世は犬。スピンクシリーズは3冊目らしく、ほかの2冊も読みたい。