真昼の死闘

木曜日、システム更新で10日ほど休館していた図書館が久しぶりにあくので、借りていた本を返しに出かけた。結局マラマッドはひらかないまま返した。次の冬に読みたい。上巻だけ読んだ「長い冬」はおもしろかったので、肌寒いうちに下巻を借りたい。と言いつつ、別な本を4冊借りてしまったので、暖かくなる前に間に合うかわからない。モクレンも咲き出した。タイムリミットは近い。
穴 ルイス・サッカー
チョコレート戦争 大石真
よはひ いしいしんじ
旅行者の朝食 米原万里
「穴」「チョコレート戦争」は児童図書の本棚から。

真昼の死闘 [DVD]

プレミアムシネマの録画。見終わったあとで、なぜ「真昼」なのか合点がいかない。原題はTwo Mules for Sister Saraだった。

メキシコを舞台に、ひょんなことから出会ったスゴ腕ガンマンの流れ者と秘密を抱えた尼僧が、一緒に旅をしながら褒賞金目的の戦いに手を組んで活躍する姿を描いた西部劇。
流れ者のホーガンは、三人の男に乱暴されそうになっている尼僧サラを助けた。メキシコの革命騒ぎを利用して大金を稼ごうとしていたホーガンは、フランス軍に追われているサラと共に、革命派のもとへやってくる。そしてフランス軍の輸送列車を襲撃する計画を請け負うが……。凄腕ガンマンのくせに、妙に色っぽい尼僧には手を出せないイーストウッドがオカシイ。憎めない女を演じさせたら天下一品のマクレーンがここでも魅力を発揮している。

クリント・イーストウッドにシャーリー・マクレーン、ダレ得といわれたらワレ得と即答したい組み合わせ。どちらも、いつまでも見てられるような表情をする。