まみ めも

つむじまがりといわれます

画廊の扉をあけて

土曜の午後は歯医者。右の前歯の裏側の詰め物がとれていたのを、治してもらいに行く。フーちゃん、おっぱいを飲んで首尾よくねてくれた。音楽をききながら歩くのも久しぶり。おわったあとで時間をもらい、駅前のパン屋の2階にある喫茶室にはいる。モンブランにドリンクバーのケーキセット。したの売店にならんでいたケーキがお皿にのってフォークを添えられてやってくる。なんの取り柄もないモンブランに、カプチーノブレンドコーヒーをちいさなカップに二杯飲んで本をしばらく読む。帰りにレーズンいりの大きめのパンをひとつお土産にして帰宅。歯医者の帰りにいつも甘いものを食べるので、いつまでたってもむし歯がなくなる気がしない。今度も前歯にすこし茶色くなっているところが見つかった。乱杭歯なのとおおざっぱな性格のせいで歯磨きは苦手なもののひとつ。

画廊の扉をあけて

画廊の扉をあけて

川本三郎「あのエッセイこの随筆」でこの本のことが書いてあって、うれしくなり、レイコさんに短い手紙を書いて本のコピーを送った。しばらくして、小包が届き、丁寧な手紙とこの本がおさめられていた。

画廊稼業は面白い。わたしには人間が面白い。その人間とのつきあいが面白い。画廊という場所で、いろいろな職業の人たちと、美術というキーワードを使って共通の話をしてきた。その多彩な出会いと美への誘いの30年を語る。

レイコさんのことを、よく存じ上げなかったのだけれど、とにかく豊かな女性なのだということがわかった。いろんな大変なことがあったに違いないがしなやかに人生をたのしんでいる。素敵な本をいただいた。表紙の秘密に、あとがきを読むまでちっとも気がつかなかった。いつかガレリア・グラフィカの扉をあけてみたい。