まみ めも

つむじまがりといわれます

ピストルとマヨネーズ

火曜日は、ふーちゃんを保育園に送ったあとでドーナツショップブレンドコーヒー2杯。タンポポのひみつ、というこども向けの本を借りていたので、ぺらぺらと読む。摘んできたタンポポが部屋の中ではかたくなに花を閉じてみるみる綿毛になっていくのがどうにも不思議で借りたのだったが、解剖のことはよくわかる一方で、なぞはなぞのまま残されるのだった。30分たってから園にとって返し、4月生まれのおたんじょうかいを見学する。4月生まれのこどもたちが一列になって入場してきて、前に並んだ椅子に腰かける。年かさの子から順にインタビューを受ける。お名前、何歳になったのかをマイクに向かって話したあとでサイコロを投げる。サイコロの目にはすきないろ、すきなあそび、すきなたべもの、というふうにそれぞれ書いてあって、目の出たところに書いてあることを答える。そのうちひとつは金色の色紙が貼ってあって「?」と書いてあるのは、お友だちが手を上げてインタビューできるというもの。フクちゃん、フクゾウです、3歳です、と話したあとでころがしたサイコロは?になった。手を上げているお友だちのなかからリョーコちゃんを指名して、すきなたべものをきかれ、とうもろこし、とこたえた。写真と手形のついたおたんじょうカードをもらって退場。こちらにひらひらと手を振ってくれた。

積ん読になっていたブ本を久しぶりに消費。タイトルは、アメリカではピストルとマヨネーズがとなりあわせでスーパーの棚にならんでいるという話。赤瀬川原平といえば、近所に「トキワビル」というビルディングがあって、コンクリートのポーチにフォントで名前が浮き出して記してある、トキワのワが見事にポーチの三角の頂点部分にのせてあって、立体のフォントが絶妙な三次元で折れ曲がっている形を見るたびに、これは誰も知らないトマソン物件かもしれないと、おちつかない気持ちになってしまう。