週明けから小学校が休みになり、保育園でも登園自粛の要請がきて、なんとも思い切ったことをやってくれた。やれやれ。図書館まで休みになると知り、日曜にあわてて本を借りにいく。書架がすかすかだったらどうしようと危ぶんだけれど、閉館までの三十分で選び出した本と、予約の本を持って帰る。身辺がばたばたするので、ややこしくない本ばかり選ぶ。以下お持ち帰りの六冊。本で鞄が重たくなるとなんだか大丈夫な気がしてほっとする。ニュースを見ると世の中のどたばた騒ぎっぷりに振り回されそうで気が滅入る。こんなときはなにも知らずに本を読んでいたい。
元気でいてよ、R2-D2。
しらふで生きる-大酒飲みの決断-
妻の超然
ねむい幸福
浮遊霊ブラジル
村上春樹全作品-1990〜2000-[2]-6 アンダーグラウンド
プ。2002年。
1846年、ニューヨークのファイブ・ポインツでは、アメリカ生まれの住人たちの組織“ネイティブズ”とアイルランド移民たちの組織“デッド・ラビッツ”が対立している。幼少のアムステルダムは、神父でデッド・ラビッツのボスである父親を敵のボス、ビリーに殺された。アムステルダムは投獄され、復讐を誓いながら15年の歳月が過ぎる。アムステルダムが帰ってきたファイブ・ポインツは、ネイティブズに仕切られ腐敗していた。デッド・ラビッツは既に壊滅している。それでもアムステルダムは復讐のため素性を隠しビリーの組織に潜り込んだ。やがてジェニーという女に出会い、次第に惹かれていくのだが…。
マーティン・スコセッシ。もう一度みたらよく分かるに違いないけれど揺さぶられる内容なのでしばらくは見なくていいや。