まみ めも

つむじまがりといわれます

ほんのちょっと当事者

大雪の予報が出ていた10日に、遊歩道の白梅がやっと咲いた。容赦なくぶった切られた枝から細い若枝が伸びて健気に蕾をつけているのを見つけたときにははっとした。それから毎日遊歩道を通って蕾をのぞいてから仕事に向かった。いつもなら二月になる前に咲くので、ずいぶん遅かった。椿や梅の木にメジロを見かけることが増えた。目の中に花や鳥の彩りが増えていく。

ト。

私たちが生きるということは「なにかの当事者」となること。ローン地獄、児童虐待、性暴力、看取りなど、新聞の見出しとなるような「大文字の困りごと」を「自分事」として考える。『みんなのミシマガジン』連載を加筆修正。

カジュアルな雰囲気でおおきな問題の入り口に立てる。青山ゆみこさん、聡明で勢いのある女性に違いない。