ワクチンの副反応とげんちゃんのお熱が重なって週明けからくたくたになった。カロナールをレオンのゲイリー・オールドマン風にキメたけれど、身の置きどころのない節々のだるさで冴えない半日を過ごした。熱が下がったふたりで散歩に出て帰ったら、上の子たちが野の花を集めたブーケをプレゼントしてくれた。
昨晩はゆさゆさと家が揺れて湯船のお湯がたぷたぷと波打ったけれど、家の中には大きな被害はなく子どもらは誰も起きなかった。
ト。
ツイスト博士のもとに舞い込んだふたつの事件には「しゃがれ声」の怪人が登場する共通点があった。調査に乗り出した博士は、郊外の異様な屋敷へとたどり着く。そして、埋葬されたはずの屋敷の主人の死体が密室の中に出現し…。
法月綸太郎の解説がすごくよくて、ミステリーでありファンタジーのようなお話だった。歩き屋っていうのがいかにも法螺吹きめいて、ありそうでなさそうなところがたまらない。