風邪なのか花粉症なのか更年期かわからない状態で鼻水とそこはかとない悪寒が続いていたけれど、どうやら副鼻腔炎になってしまったらしいことだけははっきりとわかってしまう。なんとか病院にかからずにすませたくて、点鼻薬をためす。薬をすすりあげるときは、どうしてもレオンのゲイリー・オールドマンの気分になる。風が強い日はなんだかこの世じゃないどこかに通じてしまいそうでわくわくしてしまう。
卜。
「他者を理解できないのと同じく、人生のこともすべてわかっているわけではない」「本当に大事なことを考えるためにはじっくり問題と向き合い、考え抜かなければならない」…。今日を丁寧に、豊かに生きるヒントを示す。
とにかく忘れっぽいので、同じことを何度でも丁寧に教えてくれる岸見一郎は本当にありがたい。