ゲド戦記

二日酔いのあとからなんとなく胃の調子が悪く、出血もはじまり、うっすらとゾンビの気持ちで過ごす。しかしチョコレートに対する欲求がものすごく、チョコレートをかじっては油脂分があとからしんどい。
ふくちゃんが、床屋のフータくんの家で髪を刈ってもらったときのことを思い出して、「おすすめのいすにすわらせてもらった」という。おすすめだよっておばあちゃんかおかあさんがいったのかなと思ってたずねるとそうでもないらしく、よくよくきくと前に貼り出したビラにおすすめ、と書いてあったらしい。それはどうやら耳掃除おすすめ！とかそのようなビラなのだとおもうけれど、漢字が読めないふくちゃんにはおすすめのいすだと思ったので、そのことを何度か思い出してにやにやする一週間だった。いつか漢字が読めるようになって自分で気がつくまで放っておく。

ゲド戦記 [DVD]

金曜ロードショー。

多島海世界のアースシーでは、聖なる生物の竜が共食いを始め、農民は田畑を捨て、職人は技を忘れていくなどさまざまな異変が起こり始めていた。やがて人々が魔法を信じることができなくなったとき、大賢人ゲドは世界のバランスを崩す者の正体を突き止めるための旅に出て、国を捨てた王子アレンと出会う。

いろいろと批判があるようだけれども原作を知らずにみたのでなんとも思わない。暗さも名乗りの物語であるところも岡田准一の声も棒読みのせりふも手嶌葵の歌声もよかった。よくわからないという人はわかるものだけに触れていればよろしい、わからないところをわからないまま受け入れなければ。