しばらく前にげんちゃんの手にぽつぽつが出たと保育園から呼び出しがあって、あわててお迎えにいって小児科に連れていったら、先生は手を握るなりで、ひえてるねしもやけだ、と診断をくだした。ユベラ軟膏をだしてもらい、朝と夜にてのひらに塗り込む。はじめはぺろぺろと舐めたりしていたけれど、このごろはクリームを見せるとてのひらを差し出してくる。寒の戻りのたびにしもやけもぶり返し、赤紫にまだらになりがさがさとして、かゆいらしく夜中にてのひらをぼりぼりやっているのがアライグマみたい。春が来て早く治るといい。
ト。
1 新しい子どもたち(大人と子どもの「現実」;それぞれのストーリー ほか)
2 大人の葛藤の中身(子どもは簡単に自分を責めてしまう;よそよそしい家族 ほか)
3 子どもと意志(学問と祈り;死にがいを求めて生きている ほか)
4 子どもと言葉(言葉で伝わるという誤解;弱いつながり ほか)
ガーンとなるようなことと救いになるようなことと、両方たくさん書いてある。