まみ めも

つむじまがりといわれます

ラブレター

先週の金曜日、遊歩道の白梅がやっと咲いた。何年か前に容赦なく剪定されて丸裸になってから開花がずいぶん遅くなった。とことん待たせて、冬の一番寒いときに春の訪れを予感させてくれる。木蓮のつぼみもふくらんでいる。ここしばらくの冷え込みで、せいちゃんとふみちゃんと一緒に、足の指にしもやけをこさえてしまった。

ト。

限られた時間、残された時間の使い方を、自分の意志で選ぶ。それが自由で豊かな人生につながる。治らないがんを宣告された写真家が、妻と子へ向けて綴ったラブレター。写真も掲載。『ninaruポッケ』連載を単行本化。

本当はみんながみんな致死率100%で、いつだって死はポケットの中にある。ブコウスキーみたいにときどき取り出したほうがいい。