まみ めも

つむじまがりといわれます

アイ・アム・サム

土曜の朝、まぶたが赤く腫れ上がってどうしようもなく痒い。いかにもirritateという感じで、気持ちまでささくれ立つ。三年ほど前から、まぶたや唇の肌が荒れていて、定期的に皮がむける。皮膚科にいって、ステロイドを処方してもらい、塗って、おさまったが、そのうちまた出てきて、ステロイドがきいているのかなんなのかわからないが、何度も繰り返すうちに色素沈着してしまった。化粧品のアレルギーではないかというので、まともにしなかった化粧をさらにやめてみたり、この頃は低刺激の化粧水やクリームを使ってみるが、どうもいけない。もともと鏡や写真をみてそこに映るものを見るのが苦手で見ないようにしているのに、そのたまに見る鏡のなかのものがいよいよ気に入らなくなってしまった。おかあさんに、メールをしたら、おなじ症状になったことがあるらしく、薬を送ってくれるという。ついでのときでいいよと伝えたが、すぐに送ってくれて、日曜の朝に荷物がとどいた。味噌、ロールパン、ズッキーニにきゅうり、たまねぎ、庭で採れたミニトマト、鶏なんこつ、氷室饅頭まで、家にあるものをそこらからかき集めて送ってくれたものらしいのが、ありがたくて泣きたいようだ。送ってくれた薬はトプシム軟膏で、塗ったら、翌朝にはだいぶおさまった。そのうちきちんと検査をしてもらいたいと思うが、のんきなもので、症状がいったんおさまってしまうと途端に病院にいくのが億劫になってしまった。

I am Sam アイ・アム・サム [DVD]

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デッドマン・ウォーキング」「シーズ・ソー・ラブリー」をみたら、「アイ・アム・サム」のあの父親がほんとうにショーン・ペンだったんだっけと怪しくなって図書館で予約、順番待ちしてまわってきたのを見たら、やっぱりショーン・ペンだった。ショーン・ペンが演じる役はいつもぎりぎりで、瞳の色のうすさもあって、どぎまぎ落ち着かない気分にさせられる。でも、ミシェル・ファイファーに、ごはんを食べるのがゆっくりになったね、いいことだよ、と声をかける場面はよかったな。北山耕平によると、「食べることと宇宙の愛はどうしようもなくひとつ」らしいので、宇宙スケールの愛を噛み締め味わうようにとおもうのだが、ふと気がつくとカレーライスを流動食にしてしまっている。