ミスティック・リバー

きのうお迎えにいったら、セイちゃんとフクちゃんが声をそろえてしもばしら、しもばしら、と言っていた。どこでみたの？ときくと、「窓辺の君」の遊歩道わきの花壇のところまで駆けていって、花壇をのぞきこんで、ここだよ、と教えてくれた。今朝、花壇をみるとたしかに土がしらじらと盛り上がっていた。花びらも粉砂糖をまぶしたみたいになっている。いよいよ冬がきたなという感じがする。

ミスティック・リバー [Blu-ray]

ショーン・ペンの名前で検索して図書館で予約。どんな話なのかはなにも知らんかったが、終始一貫してくもり空のようなグレーの冷えた空気を漂わせたしんどい映画だった。ショーン・ペンはやっぱりいかれ気味の役で、ごくふつうの市井のおとうさんなんかを演じるふうにはできていないらしい。DAVEは名前も最後まで記せなかったし、人生だって尻切れとんぼみたいに終わってしまった。ついてない人はとことんついてないまんまで、気の毒でしかたない。でも、それが人生なのだという感じも拭えない。エンドロールでクリント・イーストウッドの監督作品だと知った。