おなかの中の子が女の子らしいとわかって、女の子がいいと言っていたセイちゃんはすごくうれしそうにした。すこし前までは、好きな女の子の頭文字をあつめてラミリヒちゃんと名前をつけていたけれど、女の子みたいだよと話してからは、ももちゃんと呼んでいる。ピンクが好きだからという由。フクちゃんははるちゃんと呼んでいる。こちらは仲のいい保育園のお友達の名前から呼んでいるのだとおもう。いろんな名前で呼ばれているおなかの子は、なんという名前になるだろう。ひとごとのようだけれど、めでたい名前をつけてあげたいなとおもう。めでたい感じさえあればなんでもよい。その点ではももちゃんもはるちゃんもなかなかいいセンいっている。
- 作者: 星野源
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/01/04
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