まみ めも

つむじまがりといわれます

そして生活はつづく

おなかの中の子が女の子らしいとわかって、女の子がいいと言っていたセイちゃんはすごくうれしそうにした。すこし前までは、好きな女の子の頭文字をあつめてラミリヒちゃんと名前をつけていたけれど、女の子みたいだよと話してからは、ももちゃんと呼んでいる。ピンクが好きだからという由。フクちゃんははるちゃんと呼んでいる。こちらは仲のいい保育園のお友達の名前から呼んでいるのだとおもう。いろんな名前で呼ばれているおなかの子は、なんという名前になるだろう。ひとごとのようだけれど、めでたい名前をつけてあげたいなとおもう。めでたい感じさえあればなんでもよい。その点ではももちゃんもはるちゃんもなかなかいいセンいっている。

そして生活はつづく (文春文庫)

そして生活はつづく (文春文庫)

図書館本。予約したときに何人待ちだったか、たしか3桁あったと思うけれど、ようやく順番がきた。読むのは二日足らず。星野源は、スター性のない、平凡すぎる人が平凡な歌を特にうまいでも下手でもなく歌っているのがいいのだとおもう。スターというのは、図抜けた才能だとかがなくても成立するもんで、星野源なんかは、本を読んでもなんら才能や異常なものは感じないのだけれど、そこがなんでかやっぱり魅力的で、コンビニのおでんからのぼる湯気のような、安っぽいだめさとしあわせ感が心地よい。