グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち

友人の結婚パーティがあって都内へ。東京は夜の七時、がピッタリくるような外苑前のおしゃれな佇まいに完全に気後れしつつ、しあわせでいつにも増してうつくしくなった友人の笑顔が夜風の冷たい春にぴかぴかにまぶしいのだった。花かんむりがよくにあっていた。女は愛されるときれいになるとか言うけれど、愛し愛されるのがイチバンに決まっているわけで、結婚式にいくと、そういうものを目の当たりにできるのが本当にいい。帰り道は最寄り駅からの道をシャーデーをききながら歩く。家が近くなってきたらThe sweetest giftを流して、家の門をあける間際にちょうど音楽が終わるように最後はゆっくりゆっくり歩く。家についたらお風呂がわいていた。

グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~ [DVD]

テレビの録画。マット・デイモンとベン・アフレック脚本。ふたりは幼なじみで、無名時代につくった脚本らしい。冒頭の一部のシーンだけはなんとなく断片的に記憶にあったけれど、なんとなくみないままになっていた。トラウマをかかえる天才的頭脳の青年が、カウンセリングを受けながら、恋や友情をやっていく青春ドラマ。恋の相手がブワハハハと豪快にわらうガタイの良い女子大生なのがおかしい。ベン・アフレックは友情に熱いヤンキーにいちゃん役がはまっている。スカジャンの肩をゆらしながら歩くさまは、いかにも。