まみ めも

つむじまがりといわれます

最後の晩餐

ラジオからは鐘やらアイノネやらいろいろ鳴る年末。テレビからは呼出の太鼓の音が鳴る。白鵬の猫だまし後のしてやったりの笑顔はうれしそうでよいと思う。
きのうはひる前に腰をぎっくりやってしまい脂汗をかいた。ゾンビのような半日を過ごす。午後はフーの4ヶ月健診。7910グラム、百点満点といってもらう。フーのことを、ふみ、ふーたん、フーちゃんと呼んだり、しているが、ここにきてセイちゃんがふみみと呼ぶようになった。お兄ちゃんにふみみと呼ばれるとニコッとお愛想をする。

最後の晩餐: 死ぬまえに食べておきたいものは?

最後の晩餐: 死ぬまえに食べておきたいものは?

ト本。

“最後の晩餐”とは、人生を締め括る瞬間に、自己を再確認する行為なのかもしれない-。各界で活躍する16人の美食家たちとの「食」を巡る対談集。死ぬまえに食べておきたいものから、各人の信念やこだわりを浮き彫りにする。
1 島田雅彦 食物連鎖の中のエロスとタナトス
2 奥本大三郎 グルメな虫屋
3 猪瀬直樹 自分の本能が求めるもの、これが大事
4 荻野アンナ 飲み込めるってことが「生」
5 南部靖之 コミュニケーションの場としての「食」
6 磯村尚徳 日本文化と交雑するフランス料理
7 小山薫堂 一食入魂の精神
8 山本容子 職人技とアーティスティックな感性の共存
9 西浦みどり マナーに始まる食卓外交
10 羽仁進 人間が物を食べるということ
11 逢坂剛 食通は貪欲な好奇心から
12 岸朝子 「おいしゅうございます」は感謝の心
13 田崎真也 一期一会の「食」のサービス
14 辻芳樹 教えることで学ぶ
15 千住明 西洋音楽理論の和食を目指して
16 楠田枝里子 「チョコレート」は私の万能薬

食べものに関する並々ならぬ感性の持ち主たちとの対談集。最後に食べるもの、なにがいいだろうと思うけれど、本当においしいチョコレートをひとかけとホットコーヒーかもしれない。舌の上でチョコレートを溶かして、エンドルフィンを分泌して恋するような気分で死んでいきたい。