まみ めも

つむじまがりといわれます

逆風に立つ 松井秀喜の美しい生き方

午後のミーティングを終わったところで保育園から電話があり、お迎えにいく。急な暑さでへばってしまったフクちゃんがふらふらと出てきた。夕飯は梅干しととろろこんぶをのせたうどんにしたが、食べずに寝てしまう。ぼんやりしているところを濡らしタオルで体を拭き、着替えさせて布団で寝かせた。夜になってすこし熱が出た。朝になって熱も下がりおかゆも食べた。きょうは一日お休みで、ブロッコリーを茹でたり、もやしをナムルにしたり、切干し大根、きゅうりの醤油漬け、人参グラッセ、さつまいものソテー、常備菜をいろいろつくって過ごす。窓をあけて扇風機をまわす。昼寝するフクちゃんのわきで本をぺらぺら読んだ。

ブ。108円。

彼の人生はいつも、逆風に立っていた。それを平然と受けとめ、克服してきたのだ。その姿に私たちは勇気と大きな感動をもらっていたのだ…。伊集院静が描く、松井秀喜の心の軌跡。二人の交流を交え、引退までの野球人生を辿る。

伊集院静に関してはなんとなくいけすかない気分がつきまとうのだけれど、なんといっても扉に松井秀喜の写真が何枚かカラーで載っていて、その写真に108円を払ったといってもいい。松井秀喜はフォトジェニックな存在で、松井秀喜記念館にあるたしか篠山紀信が海辺で撮ったトレンチコート姿の松井秀喜の写真はほんものの松井秀喜よりホンモノっぽいような写真だった。