まみ めも

つむじまがりといわれます

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

週末、ふみちゃんと庭掃除に精を出す。げんちゃんがおんぶにだっこで、おろすと泣いていやいやするので、おぶったまま、庭の落ち葉を掃き集め、草をひっこ抜き、どんどんゴミ袋に詰めていく。ふたりでメガを名乗るℓの袋をぱんぱんにした。庭が少しだけさっぱりした。これでいい。ふたりでやるとお話ししながらできていいね、というと、ふみちゃんの女優スイッチがオンになり「ひとりでみるそら、みんなでみるそら!!」とラブパトリーナのせりふを女優モードで引用して共感してくれた。ひとりでやる庭掃除よりみんなでやる庭掃除。

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
 

ト。

優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜの「元・底辺中学校」。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の「ぼく」と著者である母は、ともに考え悩み乗り越え…。傑作エッセイ。『波』連載を書籍化。

もどかしい悩みを淡々と受け入れていくぼくの姿が頼もしい。さて、自分はなに色だろうと思ったらどどめ色と浮かんだ。