まみ めも

つむじまがりといわれます

ラモーナ、八歳になる

くちびるの右はし、口角炎ができて、笑うたびに血がにじむ。

ラ・ラ・ランドに感化されてミアみたいにステップ踏むようにご機嫌に歩くまねをする。むかし、長塚京三サントリーのCMでぴょんと跳ねる背中もよかったなあ。

ラモーナ、八歳になる―ゆかいなヘンリーくん

ラモーナ、八歳になる―ゆかいなヘンリーくん

 

 ト。

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ドリトル先生航海記

ちょっと色気をだしてパーマをあてたらぐりぐり頭になって家族から非難轟々。ふーたんに至ってはしばらく近寄ってこなかった。

連休はふくちゃんが病み上がりだったこともあり、引きこもり気味に過ごした。スター・ウォーズのフォースの覚醒と最後のジェダイを一回ずつ、ラ・ラ・ランドを二回。夢民のカレーへの懐かしさが募って、炒め野菜に炒め玉子とトマト缶でカレーを作って、それなりにおいしかったけれどこれじゃない感が増してしまった。フィッシュトマトエッグが恋しい。夢民はもう店を閉めてしまったので満たされない思いはどこにもいけない。仲良くやっていくしかない。

ドリトル先生航海記 (岩波少年文庫 (022))

ドリトル先生航海記 (岩波少年文庫 (022))

 

 ト。

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柴田元幸ベスト・エッセイ

 起きたら庭の草木に白い薄化粧。冬の寒さは底かもしれないけれど、日は長くなり、遊歩道の梅は満開を過ぎて白い花びらを落とし、蠟梅がほんのりとにおって、確実に季節がすすんでいる。定点観測の梅が咲いてから、木蓮が咲くまでを、勝手に春のはじまりとおもっていて、一年の中で一番気持ちが前向きになるいい季節だと思う。ほんとうに春がはじまってしまうと、なんとなく気だるくなってしまう。

春日井製菓の花のくちづけを、業務用サイズで買ってしまった。ミルクスモモ味という唯一無二の存在にして、なんといってもネーミングセンスが群を抜いている。パッケージのフォントも丸文字で濁点が花になっているところも乙女仕様でにくい。花言葉がひと粒ごとに書き添えてあるのはスジャータと同じで、なにを隠そうスジャータの褐色の恋人というコピーも大好物です。

 ト。

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日本のヤバい女の子

ふくちゃんの処方はイナビル。まる二日の発熱のあとで中一日おいて再発熱し、やっとおさまった様子。きつねとおかゆを切らさない一週間だった。きょうはもうずいぶん良くなって少しだけ外に出てブランコを揺らしたりしたけれど、あしたのお昼もきつねうどんがいいというので、揚げを煮た。甘いおつゆを吸ったきつねをくわえたときいい顔になる。

日本のヤバい女の子

日本のヤバい女の子

 

 ト。

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バナナの丸かじり

土曜の夜から虫の居どころが悪いようなそぶりだったのは、今から思えば悪かったのは虫の居どころではなく体調だったようで、ふくちゃんが日曜から熱を出して、ついにわが家にもインフルエンザがやってきた。熱はたいしてあがらないものの、二日間さがらなかった。おかゆやうどんをこしらえて、昼まで仕事。甘く煮たお揚げを食べるとき、うれしそうにする。友人が立て続けに母を亡くしたことを知る。やさしい彼らの心情を思うとやりきれない思い。

バナナの丸かじり (丸かじりシリーズ41)

バナナの丸かじり (丸かじりシリーズ41)

 

 ト。

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ドリトル先生アフリカゆき

節分はなんとなくちらし寿司。だまって食べるのなんかどうしたって無理なので、巻いたりしない。まだクリスマスツリーもしまっていない。ちらし寿司の具は、ツナと甘酢れんこん、錦糸玉子、ほうれん草、かにかまに海苔。 それから、ゆず胡椒の鶏ハムと、レギュラーになりつつある煮しめ、切り干し大根とキャベツのサラダ、いただきもののぶり大根。

ドリトル先生航海記 (岩波少年文庫 (022))

ドリトル先生航海記 (岩波少年文庫 (022))

 

 

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くわえ煙草とカレーライス

週明けに、ゆでたずわい蟹が三杯おくられてきて、この追いまくられるような日々に蟹をおろす暇などあるもんかと思ったけれど、なんとかやった。もちろんのこと格別においしいけれど、蟹とはなんと手を煩わせる食べ物だろう。いなかではずわい蟹しか食べなかったので、ほかの蟹をよそで食べたときには、味わいの違いにショックを受けた。ほかの蟹はいまだにあんまり食べたいと思えない。かにかまは大丈夫。

くわえ煙草とカレーライス

くわえ煙草とカレーライス

ト。

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