まみ めも

つむじまがりといわれます

ディーバ

ディーバ <製作30周年記念 HDリマスター・エディション> [DVD]
先週は持病の通院があったので会社を休んだ。病院の予約は午後三時、朝はドーナッツショップで本を読み耽りレモンティを飲んでしてから電車に乗りこんで映画館にいく。二駅先のシネコンでは午前10時の映画祭というのをやっていて、しらないタイトルであればそれをみることに決めている。その週はディーバという映画だった。ペットボトルの午後ティーヴェルタースオリジナルを買って後方の座席に占めた。チケット売り子の采配でうまく分散された座席には毎度ながら中高年が多数。ヴェルタースオリジナルを買い与える側の人ばっかり。
この映画、ストーリーをなんにも知らないで見たのがよかった。ありがちなサスペンス(もちろんおもしろい)とロマンス、音楽、フランス映画のアンニュイと、てんこ盛りながら絶妙な配合でちっとも嫌味がない。今年みた劇場映画のなかで群を抜いておもしろかった。ヴェルタースオリジナルを舐め舐めしながら夢中になったので甘い涎が垂れそうになった。
映画をみたあとは最寄りのブックオフで豪遊し、いったん帰宅、洗濯物を取り込み肉まんを頬張り病院にいった。血を抜いてから待合いでぼんやり本を読み一時間ほどして診察。持病といってもふだんは自覚症状のないようなもんなので(体重増加や倦怠、嗜眠がでるらしいが、もともとそんなようなところがあるのか持病のせいなのか判断がつかないでいる)、当人はすこぶる元気なつもりでいる。四か月まえの診察のときはそろそろふたり目もいいかなあという気分でいたので、今おもうともう妊娠しつつあったのだが、お医者に妊娠はどうですかと訊いた、したら、どうぞどうぞいつでも大丈夫と簡単なもので随分安心したのだったが、今回妊娠し、もう妊娠も半分をすぎたことを伝えたらお医者も吃驚していた。どうも妊娠は易いからだであるらしく、本当にそれは有難いことであるなあとおもう。次に妊娠するときはチラーヂンを倍量処方にするのではやめにきてくださいといわれたが、実は今回も飲み残していたチラーヂンを二錠にして、妊娠初期にのんでいたので、しかしもうしばらくまえのことであるし不良の患者と思われるのもなにかと不都合があるかと黙っておいた。