金曜日の夕にフクちゃんの熱があがり、土曜日は朝一番で近くの病院でみてもらう。すこししつっこいしめりけのある咳をしていて、吸入をやってもらった。夜も咳き込んで目を覚ます。朝は五時に起きてしまう。それで、セイちゃんは元気にしていると油断していたら、夕飯どきになって、好物のカレーライスを、いらない、たべない、と言い、食い意地の張っているセイちゃんがおかしいな?と思っていたら、急にもどして、結局その夜はなにも飲まずなにも食べずに寝たが、夜中にもすこし胃液を吐いた。朝、ポカリスエットを飲ませたら、吐き、デラウエアをひとつぶずつ口にいれてみたら、おいしかったらしく、たべる!と言ってフルーツをいくらか口に運んだが、しばらくして何もかももどしてしまった。この暑さで水も取れないのではと休日診療につれていき、吐きどめの座薬と整腸剤をだしてもらい、月曜日の朝は、ジャムを塗ったパンを食べる元気はあったのだったが、フクちゃんもあやしい咳を続けて泣きまくるので、仕事を休んで、朝、病院にでかけたあとは一日家に閉じこもった。昼はくたくたのうどんをつくったが、夜はセイちゃんがケチャップのスパゲティをたべるというので、玉ねぎとハムとしめじとピーマンでナポリタンをつくった。うどんばっかり作っていたので、ナポリタンを作るだけでも漲るものがあり、フライパンに満載の麺に粉チーズを盛大にぶっかけて、われながらうっとりした。
- 作者: 穂村弘,タカノ綾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2001/06
- メディア: 単行本
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『ウは宇宙船のウ』から静かに顔あげて、まみ、はらぺこあおむしよ
可能性。すべての恋は恋の死へ一直線に堕ちてゆくこと
ライヴっていうのは「ゆめじゃないよ」ってゆう夢をみる場所なんですね
その先はドーナッツ、その先はドーナッツ、虫歯のひとは立入禁止
ウは、とか、ドーナッツ、とか、知ってるものがでてくるとよろこんでしまう、われながら陳腐な感性。でも、味覚や感性の閾値は低いほうが、断然生きやすいと思うので、それでいいことにしたい。