まみ めも

つむじまがりといわれます

テースト・オブ・苦虫〈1〉

月曜9時半に健診。尿と血液検査、血圧体重の測定、NSTNSTの測定器械をつけるとき、看護師さんに、赤ちゃんだいぶさがってきとるね、といわれる。血液検査は、貧血と持病の甲状腺ホルモン値の測定のため。診察で貧血を指摘され、鉄剤とビタミンB12を処方された。このところふらつきもなく体調はいいつもりでいたけれど、貧血はまえより値が悪くなって、春先にヘモグロビンが10.2だったのが9.8までさがっていた。支払いをすませて、スーパーで丸八のほうじ茶と飴、レバニラ炒めなどお惣菜をいくつか買う。もういつ産気づいてもいい状態らしく、赤ちゃんは2946gに育っている。このごろはおなかが下がってきているせいか、すこし歩くとぱちんと弾けそうな感じが局部に迫ってきてびびる。いろんな人に、見事なおなかと驚かれるほど目立っている。まえにせり出しているので、方々でおとこ腹といわれるが、いまのところ女の子の見立て。

テースト・オブ・苦虫〈1〉

テースト・オブ・苦虫〈1〉

ブックオフオンラインで108円。町田康お得意、苦虫味で自虐的なエッセイとも小説ともつかない相変わらずの内容で、むふむふ笑いながら読む。テースト・オブ・苦虫も他人事となると脳内でテースト・オブ・蜜になるらしくて、われながら俗物だなあ。町田康川上未映子は、ことばのリズムがふたりとも音楽めいてて、やっぱり音楽をやってらっしゃるおふたりだからなのだろうか。こんなふうに自分だけのリズムと言語感覚があるのってうらやましいなあ。