月曜9時半に健診。尿と血液検査、血圧体重の測定、NST。NSTの測定器械をつけるとき、看護師さんに、赤ちゃんだいぶさがってきとるね、といわれる。血液検査は、貧血と持病の甲状腺ホルモン値の測定のため。診察で貧血を指摘され、鉄剤とビタミンB12を処方された。このところふらつきもなく体調はいいつもりでいたけれど、貧血はまえより値が悪くなって、春先にヘモグロビンが10.2だったのが9.8までさがっていた。支払いをすませて、スーパーで丸八のほうじ茶と飴、レバニラ炒めなどお惣菜をいくつか買う。もういつ産気づいてもいい状態らしく、赤ちゃんは2946gに育っている。このごろはおなかが下がってきているせいか、すこし歩くとぱちんと弾けそうな感じが局部に迫ってきてびびる。いろんな人に、見事なおなかと驚かれるほど目立っている。まえにせり出しているので、方々でおとこ腹といわれるが、いまのところ女の子の見立て。
- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2002/11
- メディア: 単行本
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