気持ちが滅入ることが立て続けであって、がっかりとがっくりが波状攻撃で押し寄せ、めそめそしたけれど、すこし持ち直した。マタニティブルーだとか産後クライシスだとかいうものの深刻さを垣間見る。この周産期のできごとを一生どこかでうらみ続けるような予感がしてあほらしくて嫌だけれどもどうしようもない気もする。いま1番ほしいものはレーダーチャートにしたら正何角形かを描くような正しくバランスのとれたホルモン組成。ホルモンバランスはめためただけれども、栄養バランスだけはばっちりで、実家のごはんがことごとくおいしい。茄子のオランダ煮(冷たくして食べる)、金時豆の甘煮、金時草のおひたし、きゅうりにトマト、南瓜にとうもろこし、煮卵。
- 作者: 平松洋子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/08/05
- メディア: 文庫
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