まみ めも

つむじまがりといわれます

アンソロジービール

土曜のひる前に義父が鎌倉からきてくれ、ロイヤルホストにお昼にでかけた。朝、フーちゃんの予防接種に急いででかけてパテたのか頭痛がして、いつものお定まりのコスモドリアを頼む気になれない。野菜のテリーヌとスープにし、フーちゃんの残りやサンドイッチをつまんであったかいコーヒーをすすった。それからデパートにでかけ、セイちゃんのランドセルを選ぶ。ランドセルの即売会コーナーがあってぴかぴかのランドセルが並んでいる。アンディ・ウォーホルというのがあって、中にバナナがぎっしり描いてあった。ほかにも、ボンジュール、NASA、メタルロックといろんなランドセルがあって、セイちゃんも選びきれない様子だったが、これにするといったのがオロビアンコのランドセルだったので、現品限りのものを包んでもらった。ひとつ、気がかりになっていた用事をすませたのでホッとする。回転寿しではやめに夕飯をすませて、鎌倉に戻る義父母を見送った。

ト本。

飲まずにいられるか!? 東海林さだお川上弘美阿川佐和子らのエッセイから、赤塚不二夫の漫画「天才バカボン」まで、喉が鳴る鳴る41篇を収録した、ビールにまつわるアンソロジー
内容
生ビールへの道 p7-13 東海林 さだお
妻に似ている p14-16 川上 弘美
とりあえずビール p17-21 阿川 佐和子
炎天のビール p22-25 山口 瞳
ピルゼン p26-27 吉田 健一
駅前食堂のビール p28-31 川本 三郎
列車でビール 長旅には酒器を連れて p32-34 恩田 陸
もうしわけない味 p35-40 平松 洋子
九月の焼きそビール p41-50 久住 昌之
気がつけば枝豆 p51-55 角田 光代
ビールのおつまみ p56-59 辰巳 浜子
仕事して疲れたときのビールが最高! p60-62 室井 佑月
涙を流した夜 p63-66 北大路 公子
天才バカボン お酒のにおいをよこすのだ! p67-79 赤塚 不二夫
タンタルス上 p80-87 内田 百間
あの日に帰りたいビール腹おじさん p88-92 大竹 聡
生のモンダイ p93-98 椎名 誠
ビールの味と味わい p99-103 村松 友視
ビール雑話 p104-113 阿川 弘之
ビールが人を殺した話 p114-117 伊藤 晴雨
「泡はビールなりや否や」事件 p118-121 坂口 謹一郎
ビール p122-126 星 新一
不味いビール p127-131 小泉 武夫
独逸と麦酒 p132-134 森 茉莉
地ビール p135-137 種村 季弘
ビールの話 p138-147 岩城 宏之
ピルゼンピルゼン p148-151 開高 健
ビールへのこだわり p152-164 千野 栄一
倫敦のパブ p165-169 小沼 丹
ビールの泡 p170-173 田中 小実昌
ネパールのビール p174-179 吉田 直哉 
私の酒歴書 スプーン一杯のビール p180-182 立松 和平
ストリップとビヤホール p183-185 石堂 淑朗
ビールの追憶 p186-189 丸山 健二
酒徒交伝(抄) p190-197 永井 龍男
ビールを、もっとビールを p198-204 矢口 純
酒少々の私のたのしみ p205-207 佐多 稲子
ビールと女 p208-216 獅子 文六
しずかなる決闘 p217-220 遠藤 周作
生ビール p221-223 吉村 昭
ビールは小瓶で p224-225 長田 弘

パルコ出版のアンソロジーシリーズは、カレーライスにおやつ、お弁当となんとなく足元をみられてるような煩悩をくすぐるラインナップ。ちなみに、お弁当は読点つき、カレーライスはエクスクラメーションマークのダブル使い。読めば読むほど煩悩を刺激されて東海林さだおよろしく前のめってしまうのだった。キンキンに冷えたやつを、ぐびぐびっと。あーたまらん。