まみ めも

つむじまがりといわれます

拳闘士の休息

金曜は有給をとるつもりで、木曜には実験を3つ掛け持ちしててんやわんやで終わらせた、MajiでKaeる5秒前に外線電話がかかってきて、フクちゃんがお熱なのだった。金曜に予定していたあれやこれやはことごとくおじゃんになり、おかゆを炊き、フクちゃんを病院に連れていき、看病の一日。フクちゃんと星取表を塗りこめたり、フクちゃんが寝ているひまにスポーツ新聞の切り抜きをした。初霜。

拳闘士の休息

拳闘士の休息

ト本。

ある者は肉体的に傷つき、ある者は精神を病んでいる。どこかこわれた人々を主人公に、苦しみと闘う様を描く。93年度O・ヘンリー賞を受賞、全米で賞賛された注目作家の処女短編集。
拳闘士の休息 p9-36 
ブレーク・オン・スルー p37-76 
黒い光 p77-104 
ワイプアウト p105-116 
蚊 p117-132 
アンチェイン・マイ・ハート p133-154 
“七月六日現在、当方自らの債務以外、一切責任負いません” p155-168 
シルエット p169-196 
わたしは生きたい! p197-228 
白い馬 p229-248 
ロケット・マン p249-270 

とにかく「見える」小説で、極彩色の狂った映像が脳裏にびかびかする。ベトナム戦争のくだりはまさしく「地獄の黙示録」していて、トム・ジョーンズに従軍経験がないというのは、本当に信じられない気がする。