まみ めも

つむじまがりといわれます

スパイになりたかったスパイ

給食が始まりお弁当作りもひと段落。5時起きで聞く朝のラジオはなかなかよかった。レギュラーメンバーの卵焼きを毎日のように焼いていたら、すこしだけうまく焼けるようになった。丸いフライパンで焼くので、はじっこがすぼんだ形の卵焼き。セイちゃんのお弁当には真ん中のところをあげて、はじっこは味見で片方が消えて、もう片方がわたしのお弁当にはいる。味つけは、能登豆腐屋がつくっている「がんものだし」というのが重宝で、このごろは卵焼きも切り干し大根もがんものだしで味つけする。適当にだぼだぼ入れるので、ときどきものすごく濃い味になっていたりする。お弁当最終日は、卵焼きにブロッコリー、プチトマト、肉団子。セイちゃんには残りもののナポリタンを入れた。プリマハムの赤いウインナーが入るとぐっといかがわしさが増す。

スパイになりたかったスパイ (講談社文庫)

スパイになりたかったスパイ (講談社文庫)

ト。原題はThe Spy Who Died of Boredom(退屈で死んだスパイ)でタイトルからしてなかなかしゃれている。表紙は和田誠で、ゴールデン洋画劇場のオープニングを思い出すようなカット。ゴールデン洋画劇場がはじまる前のなにかがはじまる予兆に満ちたあのオープニングはすばらしかった。