フクちゃん5歳のお誕生日。朝、なんとなくお弁当作りの名残りで5時に起きだしてごみ出しを済ませ、ラジオを聴きながらお昼のごはんと作りおきのおかずをタッパーに詰めていたら、6時になる前に階段を降りる気配がして、フクちゃんだった。ずいぶん早起きをした。一番にお誕生日おめでとうを伝える。夜はフクちゃんのリクエストでサッポロ一番に味付け卵とわかめとコーンをのせて食べた。
- 作者: オカシ屋ケン太,泉麻人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/12
- メディア: 文庫
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セブン・イレブンやニコマート、あるいは町のお菓子やさんの戸を開けた瞬間、遠足の前の日みたく胸がワクワクときめいてしまう──。そんな気持ちを忘れないすべての人に捧げる、嬉し懐かしとっても美味しいお菓子コラム。ミルキー、つくんこ、おっとっと……etc。いっぱい詰まった究極のスウィート・メモリー。
1982年から1991年にオリーブで連載していたコラムで、オカシ屋ケン太という人の筆がやたら踊っているので調べたら泉麻人だった。表紙は安西水丸。いますぐスーパーに行って、お菓子コーナーを隅から隅まで見てまわりたくなった。いまはもうなくなったおやつたちもあって、おやつに宿る一種の貧しさとあいまってもの悲しさがいよいよノスタルジーを募らせる。