思いきって休みをとり実家に帰ってきた。道中いろいろとあって夜に家に着いたときには親子ともどもくたくただったけれど心底ほっとした。きょうはぶらぶらと図書館まで歩き、本を借りてきた。結局、どこにいっても本を読んでコーヒーを啜っている。コーヒーがドリップになったり、昼にビールを飲んでみたり、風呂にのんびりつかったりするぐらいの贅沢が身のほどにあっていてたまらなくしあわせ。
- 作者: 杉作
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ほんとうにあった、猫と男の物語。
ブアイソウな黒猫と暮らすことになった、プロボクサーのオレ。
猫なんか大嫌いだったが、ボクシングの夢が断たれたあと、
オレを頼ってくれたのは、このちっぽけな猫だけだった……。
ブキヨウさにニヤニヤ、ゆるゆるなごんで、最後にホロリ。
深くしみいる、大人の実録猫マンガ。
マンガ家になって友達づきあいが増え、
「そろそろ彼女も……」と忙しいオレに、
だんだんチン子は嫉妬をむきだしにするようになる。オレには友達も 母親も アニキもいるけど
親も 兄弟も 仲良し猫もいないチン子には
オレしかいなかった。そんなある日、雨の中で泣いている
どこかの子猫の声を聞いたオレは
チン子が怒るとわかっていながら、いてもたってもいられず……。クソッ 猫なんか好きになったばっかりに!
ボクシングでぼろぼろになったあとで猫の肉球が心地よくつめたいこと、果てしなく別の生きものである猫とほんの少しのところで通いあうそのちょびっとさが泣ける。