まみ めも

つむじまがりといわれます

サタデーナイト・フィーバー

予報が的中して大雪になった。昼過ぎから窓の外の視界がまっしろになり、みるみる雪が積もるので、みんなそわそわとブラインドの隙間をのぞいたり、ネットで電車の運行情報をこまかくチェックしたりしてとても仕事に手がつかない。やっと四時近くなって仕事を切り上げて帰るように案内が来て、すし詰めのろのろ運転のシャトルで帰宅の途についた。お迎えにいってフーちゃんをベビーカーにのせたら途中で二進も三進もいかなくなり、結局ベビーカーをわきに抱えて雪をふみわけていくことになり、家までが果てしなかった。フクちゃんがフーちゃんの手を引いて、傘でちょんちょんと地面をつつき、おにいちゃんがちょんちょんしたところをあるくんだよと頼もしかった。雪が吹きつけて半べそのフーちゃんだったけれど、なんとか家についてほっとした。夕飯は仕込んであったおでんをあつあつにあたためて食べた。セイちゃんとフクちゃんは夕飯の前と後に外に出てゆきだるまを六体つくった。よく朝は保育園組はそりに乗って登園。雪が降るともちろん大変だけれど年に数日あるかないかのことでもあり、雪の降ったあかるさ、空気のひんやりしめったにおいが懐かしくて、どこかしら気分が浮き立ってしまう。会社の先輩は、レモンの木が雪でしなって手が届くようになったので大収穫祭をやったといっていた。そんな話できょうもやっぱり仕事に手がつかない大人たちであった。

プ。

ブルックリンのペンキ店で働くトニーは、土曜の夜になるとディスコに繰り出し、自慢のダンスを披露していた。ある日、新顔の女性ステファニーのダンスに魅了されたトニーは、彼女をダンス大会のパートナーに誘うが…。この作品で一躍スターとなった主演ジョン・トラボルタの華麗なダンスと、全編を彩るビー・ジーズのヒットナンバーで、当時若者たちの圧倒的な支持を受け、世界中にディスコブームを巻き起こした伝説の青春映画。

ダンスっぷりはさすがのひと言。ああ死ぬなと思った人が死ぬ展開で青春というのはなんだか傷だった。