まみ めも

つむじまがりといわれます

秘密の動物誌

しばらく前から気がかりなことがあり、仕事に算段をつけて休みを2日とり、実家に帰ることにした。水曜は三時に仕事を上がり、はやあしでセイちゃんを迎えにいき、いったん帰宅、荷造りしてあったリュックを背負い、保育園に寄り、フクちゃんとフーちゃんを連れ、駅までいく。新幹線の乗り換え駅でお土産用のパンを求め、車内で食べるおにぎりとジュース、じゃがりことビールを買った。こどもたちがなぜかおすすめするのでビールは「ばんしぼ」、あとは一本では足りない気がしてハイネケン。乗車即ぷしゅ。胃にしみわたるビール液。家に着いてほっとしたのでスーパードライを飲み、マカロニサラダや肉じゃがをつまんでお風呂にはいったら、そのまま朝まで寝てしまった。

秘密の動物誌 (ちくま学芸文庫)

秘密の動物誌 (ちくま学芸文庫)

ト。

光る象、多足蛇、水面直立魚。世界各地には驚くべき未知の動物が棲息していた!数々の珍獣を「発見」したのち謎の失踪を遂げた動物学者、ペーター・アーマイゼンハウフェン博士の偉業を、膨大な写真や詳細な観察記録などから紹介。「存在するとは写真にうつるということである」という逆説が、動物たちの存在証明を主張する。幻の生物たちが闊歩する「あったかもしれない地球」を夢見させ、想像力の冒険へといざなう驚愕の書。

異形の動物たちの記録が認識にゆさぶりをかけてくる。あったかもしれない秘密の動物たちは、ないとはいえないというサイエンスの姿勢によって否定されずに宙ぶらりんで保留されている。