今度はセイちゃんの遠足で、四時半にめざましをかけた。お弁当は、のりのつくだ煮のおにぎり、鶏もも肉の照り焼き、玉子焼き、きゅうりの塩もみ、枝豆、人参のソテー、プチトマト。ラジオを聴く気分ではなく、久しぶりにCDをかける。曽我部恵一の歌声が、夏の訪れる朝にぴったりだ。気がかりなことが頭をはなれず仕事中もそわそわしてしまう。こんなときに限ってプレッシャーのかかる仕事があり、基本的にプレッシャーには弱いので気が散っているうえに自信もまったくなかったけれどもなんとか形のつく結果になった。
- 作者: ベバリイクリアリー,ルイスダーリング,Beverly Cleary,Louis Darling,松岡享子
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2008/01/01
- メディア: 単行本
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かい主のヘンリーくんとはぐれてしまった犬のアバラー。帰り道をもとめて、行くさきざきでユニークな事件をおこすアバラーと、心配して待っているヘンリーくん。アバラーはヘンリーくんのもとへもどれるのでしょうか…。ハラハラドキドキが連続のぼうけん物語。
アバラーとがつがつ屋のノミ p5-40
アメリカ一清潔な犬 p41-77
アバラーとフローリーさん p78-116
アバラー、マスコットとなる p117-161
アバラーとフットボールの大熱戦 p162-189
有名な犬 p190-230
アバラーとアパート p231-277
犬や猫がいなくなったことはわが家でも何度かあった。結局みんな帰ってきた。一番長かったのは、猫のみーちゃんで、半年近く帰らず、和歌をさかさまにして玄関にはりつけたり、ノラや状態であきらめきれない思いが途絶えかけたころに、朝、屋根の上で鳴いていたという。みーちゃんなんて大して愛嬌のある猫でもないし、捨てられていた三毛猫だったが、やっぱりいっしょに暮らしてかけがえのない猫になったのだった。ヘンリーくんとアバラーもかけがえのない相棒という感じがまぶしい。アバラーがついはしゃいでヘンリーくんのことを忘れかけてしまうところもよかった。