まみ めも

つむじまがりといわれます

ドリトル先生の郵便局

土曜は東京、日曜は品川と、立て続けに上京して都会に胸やけしてしまった。ふだんの週末は買出しや病院や図書館通いがせいぜいで、半径三キロ圏内の用事しかこなさないところに、遠出だけでも緊張するのに、詰め込みすぎて、なんという東京の情報量の多さよ。街を歩くだけで目移りするようなハイカラなお店がいっぱいで、情けないほどきろきろして、だけどどこにも入らずに、帰り道のいなげやヤマザキのパンを買って帰った。

ドリトル先生の郵便局 (岩波少年文庫 (023))

ドリトル先生の郵便局 (岩波少年文庫 (023))

 

 ト。

 ファンティポ王国の郵便制度の、改良をまかされたドリトル先生は、ツバメたちの協力で、世界中に広がる郵便網を作る。そして、ノアの洪水を見たという、カメのリューマチをなおすために、アフリカの奥地へ行く。

ドリトル先生シリーズはせいちゃんのお下がりで読んでいる。ドリトル先生もあちこち行きすぎだし、冒険につぐ冒険で、これは決して一緒にはいられない人だなあと思う。本のなかの人でよかったよ。文字の上でおつきあいするぶんにはなんの問題もございません。