まみ めも

つむじまがりといわれます

鳥たち

日曜は鎌倉から義父母がきて、アスターでお昼をのんびりとご馳走になり、デパートでこどもたちになんやかやと洋服を見繕ってもらった。デパートはクリスマスの売り場が華やかだった。暖房のきいた店内がきらきらするので暑くてぼうっとなって、義父は椅子に腰掛けて居眠りしていた。夜はお刺身にありもののおかずで簡単に済ませた。義母がたんまりおかずを持ってきてくれたので、今週はごはんのことを考えなくてよい。それにしても、アスターのタピオカのココナッツミルクがおいしい。小豆が底に沈んでいて、アイスクリームが添えてある。タピオカは少し前にはやったようなぶりぶりしたのではなくて、小粒で、ココナッツもほんのりとして品がある。アスターの食事は、タピオカのココナッツミルクという定められたゴールに向かってはやる気持ちを焦らされるゲームみたいなところがある。

鳥たち (集英社文庫)

鳥たち (集英社文庫)

 

ト。

家族を失い、天涯孤独で身を寄せ合う「まこ」と「嵯峨」。お互いしか癒せない淋しさを抱えた、ふたりの恋のかたちとは。魂の救済を描いた、静かな祈りに包まれる長編小説。

さくらももこのエッセイによしもとばななが出てきて、久しぶりに読んでみるかと思って読んだけれど、よしもとばななの小説を味わう舌をもっていないのではないか問題が再燃した。