まみ めも

つむじまがりといわれます

万感のおもい

ハロウィンなんて自分には縁のないイベントだと思っていたけれど、お誘いがあったので、フライングタイガーにいって、あれやこれやを買い込んだ。ついでにナマケモノのぬいぐるみも買った。果たして仮装なのかはわからないけれど、前からにくからず思っていたシャイニングのジャック・ニコルソンのTシャツを購入してほくほくしている。どん引きされたい。

買い物のとき、のりもの酔いがひどいふみちゃんが、エレベーターでもいやな感じがしていることを知った。「おなかのなかをとられるかんじ」と言っていた。においにも敏感で、銀杏はともかく金木犀のにおいもいけないようで、おおきな金木犀のあるところはおおきく迂回していた。一週間ほどのことではあるけれど、そこら中が甘くなるもんなあ。

卜。

 

創作のこと、大阪のこと、京都のこと、季節のこと、家族のこと…。思わず笑みがこぼれてしまうものから、ほろりとする話まで、小説家・万城目学がさまざまな媒体で発表したエッセイから42編を精選して収録する。

はじめての万城目学。トレンディな人だとおもっていたけれど、こんな人なんだ。もっと読んでみたくなった。