まみ めも

つむじまがりといわれます

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連休ののこりは、図書館にいったり、日用品の買出し、隣のおじいさんに育てている野菜をみせてもらい、庭の竹の葉をはいて、水やりをした。ブルーベリーの花がぶら下がって、夏には実がなるだろう。セイちゃん、去年は家を出るときに毎朝つまんでいた。たくさん実るといい。紫陽花も緑の蕾が梅雨待ち顔。植え込みには、パセリ、イタリアンパセリローズマリー、タイム、レモンバーム、ラベンダー、ミント。指でこすって指先をにおうのがたのしい。
連休中、いちばんうれしかったのは、浦和のヨーカドーをでて家に帰るのに、どこからバスに乗る、と宿六にきいたときに、歩いて帰ろう、といわれたときかもしれない。自分でもよくわからんが、やたらテンションがあがった。

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ふと図書館の蔵書検索でシガーロスを検索してみたら、アゲイテスビリュンとこれがあった。ので予約。アゲイテスビリュンは、セイちゃんを妊娠して里帰りしたときに、宿六が送ってきた荷物にはいっていて、うまれるまでよく聴いた。ジャケットは胎児のイラストで、たしかにどこかにかえっていくような安心感とざわめきとがあり、石川の音とくもり空とすごくマッチした。()は、仕事にでるようになり、朝の駅で宿六に別れ、エスカレーター、改札を通り、乗り換え、本をぺらぺらしながら最寄り駅につき、会社までぶらぶら歩く、その途上で耳にイヤフォンをつっこんで聴く。シガーロスは、戦闘機のジェット音にも、風の音にも合うし、ねぎ坊主の揺れている畑にも、駅の雑踏にもしっくりする。それで、やっぱりどこかへかえっていく感じがする。