まみ めも

つむじまがりといわれます

セントオブウーマン

千秋楽がくると少しほっとする。これで毎日急いで帰らなくってもいい。カレーライス、こどもたちも飽きてきてたし。白鵬が強いのはやっぱりうれしい。日馬富士もころりと転がされて、いとも簡単に勝ってしまう。体も相撲もやわらかい。宿六は取り口ものんびりしている宝富士が気に入って、11連敗しているときはやたらソワソワしていたが、そこから4連勝で星を稼いだのでほっとしたらしかった。フクちゃんもだいぶお相撲がわかるようになり、風呂場で洗面器を伏せて土俵にみたてて動物のマスコットで取組をやっている。「ギョウジグンバイして」というので、「行司軍配は○○にあがりました」「ヤッター」というのを延々とやっている。セイちゃんもフクちゃんもだいぶお相撲さんの名前をいえるようになった。国技館に連れてってやりたいなと思う。

宿六のおすすめを図書館で予約、しばらく待ってから順番がきた。アル・パチーノが盲目で恩給暮らしの退役軍人を演じている。なんとなくタイトルからロマンスを想像していたが、恋愛模様はないもののとてもロマンチックだった。アル・パチーノがレストランでタンゴを踊るシーンはとてもとてもメロウだった。アル・パチーノと踊る魅力的な女の人は、シャボンのかおり。わたしは香水も化粧もしないし汗っかきで、おそらく体臭しかしないが、思わず振り返りたいような、いいにおいを放ち、そのにおいにふさわしい女になってみたい気はする。