まみ めも

つむじまがりといわれます

男の手料理

こないだの週末は、保育園のお友達で集まって、クリスマス会をやった。大人が9人、こどもが8人、それはそれは賑やかだった。わたしはラザニアを焼いて持っていく。バナナのケーキにトップスのケーキ、寿司にピザ、チキンとサラダ、ずいぶん豪勢なもんで、持参したグリーンラベルにだれかの持ってきた梅酒と甘いワインで日のあるうちから酔いどれ気分だった。セイちゃんのお友だちの女の子は、三歳にして好きな男の子がおるのだが、その子に、どこが好きなの?ときくと、おしり、と即答した。
わが家のクリスマスプレゼントは、セイちゃんはリクエストのお料理セットで、IHの調理台にオーブンや鍋、偽物のチキンの丸焼きなんかがついている。フクちゃんは、リクエストができないので、こちらで選んだこども掃除機。おおいに気に入った様子で、ひっぱってまわり、部屋のすみまで隈なくやっている。このままうまいこと成長して、十年後もお掃除大好きでいてくれると有難いが、わたしは実は掃除機はやらんので、有難いのは宿六だろう。

男の手料理 (中公文庫BIBLIO)

男の手料理 (中公文庫BIBLIO)

ブックオフで105円。池田満寿夫がなにかの新聞で連載していた料理コラムだが、男の手料理というだけあって、ざっかけない感じが好ましい。しょっぱなは、コロンブスの卵丼といって、しゃれた名前だが、目玉焼きをのっけただけのごはん。おすすめはウスターソースだったっけ。これならうちの宿六にもやれそうだ。でもって、ぐちゃぐちゃに混ぜてやったら、こどもたちはよろこぶだろうな。わたしもよろこぶし、卵の好きな森茉莉もよろこぶだろう。今度、おやすみの昼にでも試してみよう。