まみ めも

つむじまがりといわれます

袋小路

仕事をきっかりであがって、駅前の八百屋で買い物をし、こどもたちをピックアップして、順調にいくと五時半過ぎに家に着く。場所中はそれから六時まで、片手間に野菜を切ったり、米を研いだり、しながら、こどもと一緒になっておすもうを見ている。おすもうを見たいばっかりに、あんまり支度のいらないメニューばかり考えてしまう。今週は、日曜に鍋いっぱいにミネストローネをつくっておき、月曜は帰ってからじゃがいもと人参を切っていれ、風呂につかっているあいだ保温鍋で煮込んでおいてカレーにした。カレーはセイちゃんのリクエスト。実は月曜は保育園の給食もカレーだったので、セイちゃんに、おひるもよるもカレーライスだけどどうする?ときいたのだが、なにを苦にするでもなくそれでもカレーがいいという返事だった。ミネストローネにはウインナーしか浮かんでいないので、ローストビーフをのせてやった。月曜と火曜がカレーライス、水曜はいったん休みでサーモンの味噌クリームスパゲティ、そしてまたカレーライスに戻る。申し訳に納豆をかけて少し趣向を変えたりなんかして。あしたもカレー。来週はなにを作って大阪場所後半戦をのりきろうか。おでんか、ハヤシライスか、タコライスか、ミートソースか、そこらへん。

袋小路 [DVD]

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得体のしれないラフな男が海のそばの古城に暮らす夫婦のところに死にかけた男をつれて転がり込んでくる。ジャン・ギャバンめいた、ネバーエンディング・ストーリーの岩男みたいなごつごつした男(生卵を飲んでいた)と、いかにもなフランス女と、フランス女に尻に敷かれた気の弱いナイーブな中年男。フランスの女は裸で寝るし、セーターも素肌に着るのだろう。もちろんブラジャーなんかしない。ワインをじゃぶじゃぶ飲んで、変なレコードをかけて、けらけら笑うがなにもおかしくなさそうでいい。カトリーヌ・ドヌーブの姉の、フランソワーズ・ドルレアックというらしい。とても似合う役の女優さんだった。