まみ めも

つむじまがりといわれます

ちょっとピンぼけ

先週の空が嘘のような陽気。週末の洗濯物が一気に片付く。濡れっぱなしだった傘もほして、気分がよい。とにかくよく眠る週末だった。夜はこどもたちと一緒に九時に寝てしまって起き上がれない。昼寝二時間。それでも日中は横になりたいようななんとなくの気怠さがつきまとう。咳と鼻水は少しずつやわらいで、その代わり少しだけ頭痛がときどきくるので、パブロンを飲んだり飲まなかったりする。食べ物の風味わずかに届く。
日曜はW杯をかじりつきで見るために、朝ごはんを終えたらすぐにお昼のお好み焼きのたねを仕込んでおく。夕飯に、東寺湯葉を煮て、味噌汁を作って、冷ましておく。みんなでサッカーシャツを着込んで応援。お土産でもらったものなので、代表のユニフォームはなく、メッシとロシツキーイニエスタだが、否応無しで気分は盛り上がる。ハーフタイムにおにぎりを作る。がっかりした気持ちでも、おいしかった。昼食後は家族四人でねそべって昼寝。目が覚めて、エアコンをぎりぎり我慢できる暑さ。夕飯は冷たい煮物と干物をいれた冷汁にした。夜風が涼しくて、まだなんとかやれる。

ちょっとピンぼけ (1978年) (ちくま少年文庫)

ちょっとピンぼけ (1978年) (ちくま少年文庫)

くちぶえサンドイッチ」でロバート・キャパについて書いてあって、キャパが文章を書いていたことを知る。図書館でロバート・キャパで検索をかけたら「ちょっとピンぼけ」といういかしたタイトルがあったので、予約。ハンガリー生まれのユダヤ人であった宙ぶらりんのキャパが従軍記者として綱渡りのように次から次へと第二次世界大戦の戦場を渡り歩いた記録。写真も何点かはさまっている。写真のセンセーショナルさにひっぱられ頭にカーッと血が上りそうになるが、文章がそこに水を浴びせてくれる。