まみ めも

つむじまがりといわれます

日曜の千秋楽は三時すぎからばらばらと集まってテレビで相撲観戦をした。白鵬の史上最多優勝が決まってしまったあとだったが、贔屓の力士をてんでに応援して、好き勝手言いながら飲み食いするのがたのしい。前日に向田邦子料理本からたいめいけん風のサラダとかぶとセロリの人参サラダ、人参のラペを作っておいて、日曜はラザニアを用意した。お土産にサーモンと野菜の浅漬け、から揚げ、シュウマイがならんで、豪華なテーブルを囲んだ。セイちゃんとフクちゃんは来客に次々と相撲を挑んだ。セイちゃんは寝言でも「おすもうしたいよ」と言うほどだった。

穴

お正月に義父の書斎から借りてきた。義父のおかげで芥川賞直木賞の受賞作を一年遅れで読むようになった。周回遅れというのが自分らしい気がして、このペースはなかなか気に入っている。

いたちなく
ゆきの宿
新聞の切り抜き記事は挟まっていなかった、ちょっと珍しい。平凡な暮らしの中に潜んでいるささくれのような違和感が、ばっくり口をあけて、でも噛みついたり吠えたりするでなく、そのまま閉じていくという話で、空気だけがすこし薄くなり違和感は違和感としてそこに残る。おもしろかった。