日曜の千秋楽は三時すぎからばらばらと集まってテレビで相撲観戦をした。白鵬の史上最多優勝が決まってしまったあとだったが、贔屓の力士をてんでに応援して、好き勝手言いながら飲み食いするのがたのしい。前日に向田邦子の料理本からたいめいけん風のサラダとかぶとセロリの人参サラダ、人参のラペを作っておいて、日曜はラザニアを用意した。お土産にサーモンと野菜の浅漬け、から揚げ、シュウマイがならんで、豪華なテーブルを囲んだ。セイちゃんとフクちゃんは来客に次々と相撲を挑んだ。セイちゃんは寝言でも「おすもうしたいよ」と言うほどだった。
- 作者: 小山田浩子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/01/24
- メディア: 単行本
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穴
いたちなく
ゆきの宿
新聞の切り抜き記事は挟まっていなかった、ちょっと珍しい。平凡な暮らしの中に潜んでいるささくれのような違和感が、ばっくり口をあけて、でも噛みついたり吠えたりするでなく、そのまま閉じていくという話で、空気だけがすこし薄くなり違和感は違和感としてそこに残る。おもしろかった。