まみ めも

つむじまがりといわれます

本棚

4連休あけの2連勤は、休んだしわ寄せが眉間によりそうになる。こどもたちはアウトオブコントロール、わたしもしばらく歩き回らなかったので体が思うように動かないで、やっぱり朝は出勤の道で朝ごはんがこみ上げて会社につくと吐いてしまう。金曜は初歩的なミスでみごとな失敗をやってしまい、のこりわずかな出勤日で挽回できるかあやしい。夜は部署の方たちがあつまって壮行会をやってくれた。魚介のイタリアンレストランで牡蠣の前菜からカルパッチョ、サラダ、いかのフリットカルボナーラにパピヨット、デザートと盛りだくさんのコースだったが、ゆっくり少しずつだったのでなんとか胃袋におさまってくれた。と思ったら帰り道にこみ上げてきて、駅のトイレですこしもどしてしまった。ここにきて体重が停滞し、このひと月は連休もあってふだんより食べているはずなのになぜか体重は増えていない。もう少し増えてもいいといわれるが、食べすぎると吐いてしまうので、思うにまかせない。

本棚

本棚

どこで知ったのか思い出せないが図書館で予約して借りてきた本。いろんな人の本棚を写真つきで紹介、おもしろくないわけがない。写真のピントがもどかしい思いで背表紙をながめたり、隙間なくびっちり縦横にうまった本棚や、几帳面にカバーのかけられた本が著者別に並ぶ棚とか、ちょっとした癖が垣間見えるようでたのしい。雑然とした本棚のほうがなぜか魅力的。喜国雅彦は本棚のラインナップを「我が家のセリエA」と呼び、川上未映子は「本棚の本は全員身内」といっていて、それぞれに本に愛を感じているのが伝わってきて、いいなあと思う。あと、石田衣良が、本を買うときには、なんとなくいい匂いがするな、と思ったらそれを買う、といっていて、それはわかる気がした。
穂村弘
山本幸久
角田光代
長崎訓子
みうらじゅん
喜国雅彦
大森望
中島らも
金原瑞人
宇野亜喜良
吉野朔実
川上未映子
山崎まどか
石田衣良
桜庭一樹
この中で一番惹かれたのは山崎まどかの本棚で、久生十蘭東海林さだお川本三郎植草甚一がならんでいて、ときめいてしまう。本棚にあるほかの本も読んでみたくなるラインナップで、その山崎まどかが「ミランダ・ジュライなんかは夏にプールサイドで読む本」といっているので、これは是非シチュエーション読みを実現したいところだけれど、今年の夏はプールサイドには縁がなさそう。