2日続けて来客あり。松葉屋の月よみ山路、小梅のわらび餅、ル・クレールのロールケーキとおやつ尽くし。夕べは夜になっても風が吹かなかったので、夕飯のあとで裏の川べりまで蛍狩りに散歩に出た。日曜の夜よりは数も多く、ふわふわと舞っていた。手取川の上流で土砂崩れがあったせいで川は泥に濁って、気温が夜になるとあまり高くないのもあって、今年は蛍があまりとばないらしい。
- 作者: 開高健
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1985/12
- メディア: 文庫
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「あら お帰り?」「酒は飲んでも 飲まいでも」「酒を飲むとき」「秋の夜の酒」「ナワノレン・ブルース」 青木雨彦
「二日酔い」 吉田健一
「酒がかわいそうだ」 池田弥三郎
「蜀山人の飲酒法」 佐々木久子
「酔いざめの日記」 吉行淳之介
「酒」「一盃綺言」「酒のさかな」 遠藤周作
「飲む」 藤本義一
「二日酔の虫」 伊丹十三
「よく飲むなア」「宿酔」「酒飲みの夜と朝」 山口瞳
「二日酔い」 船戸英夫
「ふつか酔い防止心得」 東畑朝子
「お酒を呑みます」「ネズミとぶどう酒」「ペンと肝臓」「もどる」 開高健
やっぱり地球は回っている
「酒」 半村良
「踊る二十日鼠」 ハウエル・N・ホワイト・ジュニア
「酔って一夜で九百ドル」オスカー・シスゴール
「たんぽぽのお酒」 レイ・ブラッドベリ
「亡霊たちの饗宴」 「山上の酒盛り」 駒田信二
「犬の受難」 古今亭志ん生
「世界のジョーク」 editor:田辺貞之助
ハングオーヴァーズ
「ハングオーヴァーズ」 クレメント・フルード
北浦和のブックオフで108円。開高健が均一棚にあるとどうしても買ってしまう。お酒、なかでも二日酔いの話が満載したアンソロジー。あと、井伏鱒二の飲みっぷりがいかにすごいかをみんなして言っているのがおかしい。読んでいるうちに恨めしいほどの二日酔いに苛まれた日々が蘇ってくる。妊娠してからはアルコールは3回だけ、ビールを飲んでみたけれど、今回はつわりが長引いたせいかあまりおいしくなく、そのうち一度はあとから頭痛がしてきて弱った。かと言ってノンアルコールビールを飲むのも味気ない気がして、レモン風味の炭酸水ばかり飲んでいる。このままアルコールがなくても生きていけるとは思うけれど、開高健によると、女と酒は、試してみて、悪酔いしてみなければわからないというので、わかりたかったら溺れて酔うしかない。わたしもさんざん溺れて酔ったはずだけれど、いまだにわからんことだらけなので、まだまだ酔いが足りんのだろうなあ。というわけで、飲めるようになったらぜひとも酔って、男にも酒にも理解ある女になりたいと思う次第で、やっぱり飲まずにいられないということになるらしい。