まみ めも

つむじまがりといわれます

火花

日陰に入ると風が気持ちいい。久しぶりに晴れて気温もあがったので、ここぞとばかりに昼にそうめんを茹でた。茗荷と細ねぎと大葉を刻んで生姜を添える。うなぎもそうだけれど、そうめんが好きなのか薬味が好きなのかもはやよくわからない。茗荷の苦味がなんともいえない。「きょうの料理」の寒天プリンの回で、白崎裕子さんが後藤アナに、山崎努さんのような渋いカラメルをめざしましょう、といっていたけれど、さしづめ茗荷は吹越満かな。小林薫もいいけれどすこし癖が足りない感じがする。そうめん、四人で7束、きれいになくなる。

火花

火花


里帰り先の図書館でためしに予約してみたら、ちょうどお盆のころに順番がまわってきた。どっちにしても鎌倉の義父が芥川賞の本はかならず買うので、いま読むか何ヶ月後に読むかの違いなんだけれど、やっぱりうねっているときに読んでおきたい気がしたのかもしれない。題材もともかく、芸人さんらしい展開。オチのない話を読んでみたい気がするけれど、そんな話を書けるのか、どうか。恥をかいてもいいから次回作を書きたいとのことなので、応援したい。
芥川賞受賞当時のインタビューで、
「本を100冊読んだら絶対本好きになると思うんですけどね。最初の2、3冊は難しくてよくわからん本もあるんですが、100冊読んだら好きになると思うんで、そこまで頑張ってほしいですね」
とコメントしていた。きっといい人にちがいない。