Twitterのハッシュタグで「本棚の10冊で自分を表現する」というのがあって、ついつい眺めてしまう。内田百間と色川武大に深沢七郎が並んでいるのなんかをみたりすると、好みは似通っているけれど、友達になれるかどうかというとさっぱり自信がない。表現するかどうかはともかく、無人島にもっていく本をかばんに今すぐ詰めろといわれたら、カフカと内田百間、久生十蘭、立原道造、川本三郎に庄野潤三…と思ったけれど、川本三郎は読んでたらそこに載っている本を読んだり映画をみたくなるだろうし、庄野潤三も、読んでたらお夏さんのアップルパイとかねる前のチョコレートとか、うらやましくなりそうなので、無人島には向かないかもしれない。無人島にもっていくには徹底的に不条理な本がよさそうで、その点ではカフカが第一候補。安部公房もいいかもな。無人島で本読んでる暇なんかあるかどうかはともかく。
「戦場のメリークリスマス」?30年目の真実 (TOKYO NEWS MOOK 466号)
- 作者: WOWOW「ノンフィクションW」取材班
- 出版社/メーカー: 東京ニュース通信社
- 発売日: 2015/01/26
- メディア: ムック
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