まみ めも

つむじまがりといわれます

平野レミの速攻ごちそう料理

連休は鎌倉行。冷蔵庫の中を片付けなければならないので、きのうの夕飯はドライレーズンとひき肉と冷凍グリンピースのチャーハン、残っていたとり肉のカツや南蛮漬け、コールスローに、きゅうりとキャベツとセロリを山盛りにして味噌マヨネーズをつけて食べた。朝、バナナとパイナップル、ぶどうを食べきって、食パンも最後の一枚まできっちりトーストし、野菜室をすっきりさせると出かける前だというのにやり遂げた気分になりかける。
きのうの夜たまたまつけたテレビでバナナマン設楽ファミリーヒストリーをやっていた。2年前に亡くなられたお父さんとお母さんとのなれそめ、結婚前の2年間にお父さんからお母さんに宛てた何十通ものラブレター、半身不随になっても綴った毎年の誕生日のメッセージ、それは、いつまでもきれいなママ、僕と一緒にいてくれてありがとう、何十年前と変わらず愛していますという似たようなメッセージの繰り返しなのだけれど、庄野潤三のエッセイにも似たうつくしく穏やかな螺旋で、とにかく一途でピュアな思いに打たれて、思わず涙ぐんでしまった。こんな風にすぐそばにいる人を大切に愛しつづけられることは、本当にしあわせだったにちがいない。

平野レミの速攻ごちそう料理 (講談社+α文庫)

平野レミの速攻ごちそう料理 (講談社+α文庫)

ト本。平野レミで検索して予約。平野レミが好きで、ブックオフでも平野レミの本をみかけると条件反射で買ってしまう。レシピはほとんど作ってみないけれど、ださい豚のTシャツを着た平野レミがうれしそうにフライパンを手にしている写真なんかを眺めているだけでうれしい。この本にはエッセイ部もあって、平野レミが料理の道にすすんだきっかけなんかも父とのエピソードを含めて書いてあった。いつまでも元気でいてほしい人のひとり。