まみ めも

つむじまがりといわれます

Book Covers in Wadaland

火曜の風呂あがり、ふとしたはずみで腰をぎっくりいわしてしまい、その日は歯ブラシをするのに洗面所で前かがみに立つのもしんどく、スリラーみたいに腰をかためた屈辱的な動きしかできんかったが、じわじわと治ってくれたので、よかった。腰痛や肩こり、中年を彩るにふさわしいサロンパス臭ただようイベントが体に起こり、寝ていてもいつもどこかしら違和感があるけれども、横尾忠則の本なんかを読むと、違和感があるのが常態のようなので、こうやってどんどん自分が自分でなくなって、年をとっていくのだろうなあ。

Book Covers in Wadaland 和田誠 装丁集

Book Covers in Wadaland 和田誠 装丁集

「ブックカバー」検索でひっかかってきたト本。和田誠200冊目の著作。

星新一阿川佐和子村上春樹…。多彩な手法を使って多くの書籍を手がけてきたデザイナー・和田誠の装丁集。書籍・文庫を中心に、最新作まで700点以上のデザインをフルカラーで収録する。

ブックオフの均一棚で和田誠がカバーを手がけた本があるとつい買ってしまうので、一挙にみられてお得感満載だった。こないだのブックオフでも和田誠の装丁が井上ひさし丸谷才一の2冊。ついでに1冊は安野光雅だった。和田誠安野光雅の絵は、ちいさいときから眺めているのではじめて見る絵でもなつかしくなってしまう。音楽やごはん、本や絵画も、あたらしいものに出会うよろこびと同じくらい、なつかしさにも出会いたいのだなあと思う。