まみ めも

つむじまがりといわれます

クリスマスイブの出来事

義母がごちそうをたんまり持って遊びにきてくれた、週末。土曜の昼はお鮨をつまみ、夜は焼鳥とサラダ。京橋の伊勢廣という焼鳥やの串は、あたためると炭焼きのにおいがぷんとにおった。レバー、もも肉、団子、ねぎま手羽肉、どれもおいしい。日曜は、朝一番で美容室にいく。髪を切ってさっぱりとし、隣の古本屋で100円の本を3冊買う。アラン・ドロンみうらじゅん庄野潤三。昼はロイヤルホストにでかける。コスモドリアにテリーヌのセットをもらう。コスモドリアは、栗が甘くておいしい。ブレンドコーヒーをがぶ飲み。夜は、伊勢廣の焼鳥が残っていたのをあたため、サラダ、チーズ入りのオムレツ。ここから10日の間に冷蔵庫を片付けなくてはならないので、色々と考えてみるがぼんやりしてまとまらない。

ト本。クリスマスにむけて面出しで陳列されていたのを思わず手に取る。表紙は和田誠

わたしはサンタクロースだ! いくら、そうさけんでも信じてもらえない老サンタクロース。夢を信じなくなった人間世界から逃げ出した老人のかなしい物語ほか、20編を収める。
1 けちな願い
2 人質
3 波状攻撃
4 副作用
5 秘薬と用法
6 運命のまばたき
7 尾行
8 欲望の城
9 ある商売
10 逃走の道
11 クリスマス・イブの出来事
12 協力的な男
13 依頼
14 紙片
15 なぞめいた女
16 記念写真
17 福の神
18 暗示
19 沈滞の時代
20 ある戦い
21 ねぼけロボット

実は落ち込んだ気持ちで図書館にでかけたので、ホーム感のある和田さんの絵と安定感のある星新一ワールドに逃げこんでほっとする。本とチョコレート、お風呂とおふとんは、どんなときでも裏切らない。